2018まとめ
なにかを定点観測するのはおもしろい。
2017年はツイッターに書いてた。
ベストソングはオザケンと満島ひかりのラブリー、ベストアクトはヨーロッパ企画の出てこようとしてるトロンプルイユ、ベストムービーは私たちのハァハァ、ベストブックは渡辺ペコ1122、とのこと。
【ベストソング】シンデレラガール/King & Prince
King & Prince シンデレラガール ミュージックビデオ
2018年唯一景気がよかったキンプリデビュー。売れてどんどん衣装が豪華になっていくのがまじドリームでした。夢ある〜〜〜〜!王道アイドルソングなので、残業しながら聞いてると救われる気持ちになる。いくつになってもシンデレラガールなんですって。いいよね、ど真ん中の曲。平野くんが好きだったけどだんだん廉くんに興味が出てきたのでわたしはどこまでも関西弁を喋る男に弱い。
【ベストアクト】俺たちデトックス女子会出張編in豊橋 5/久保ミツロウ・能町みね子
アクトではない。
くぼみねひゃだのこじらせライブや劇団雌猫イベントなど、トークライブに足を運ぶようになった2018年。豊橋のデト女は生でしか聞けない話がもりだくさんでめっちゃ笑った。大切なことはインターネットには現れない時代になりました。
【ベスト映画】オーシャンズ8
最高にクール!バチバチにあがる映画だった。
デビーのあざやかな万引き手口とハッタリ力は爽快だったし、ダフネが仲間に加わる聡明さもよかった。いちばんすきなのはタミー。なんでもそつなくこなすアクの弱めな人を推しにしてしまう傾向がある。
散々ツイッターでも言われていたけれど、トゥーサン盗んだ後のドレス姿がゴージャス過ぎてアドレナリンどばどば出た。一仕事終えた女のドレスの美しいことよ。はぁーわたしも着飾りたい!影響されて久しぶりにヒールを履いて仕事にいったら、見事に靴擦れして、そもそもいい女は地下鉄に乗らないし歩かないんだよな…としょんぼりしたりもした。
にしてもリアーナのオーラは桁違い。めためたにかっこよかったです。
ちなみに、次点はsunny。
2年くらい積ん読してあったのをようやっと読んだ。読み始めれば一瞬だった。この量を一瞬で読ませるのだから恩田陸はすごい。冗長な感じは一切なく、すべて必要な情報だったし、読み終わった後、もう一回読みたいと思ったので、やっぱり恩田陸はすごい。
様々なタイプの天才とか凡人とかがピアノコンクールを受ける話、なんだけど、登場人物が魅力的。各登場人物の対比と、調和がうまいなぁと思った。凡人としては、サラリーマンをしていて家族もいながらコンクールを受ける明石に共感してしまうけれど、現実世界では明石のような人の方がファンタジーなのでは。他の天才と明石には明らかな差がある描写があって、そこが好きだった。差があるんだけど、絶望ではない。それぞれのスタートを切る形で物語が終わるのもすっきりした。
500ページくらいある上に2段組みなので、正直怯んでしまう量なのだけど(だから2年も寝かせてあった)、読みやすくておもしろいので、長期のお休みに是非。いまさらですが。
とにかくアッパーで確実に快楽に辿り着けるようなものを欲しているのかもしれない。