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最近よく映画を見ている

普段1年間に2〜3本しか映画を見ないのに、今年はすでに5本以上見ています。なんだろうな、SNSと親和性が高い映画が多いのか、健康になってフットワークが軽くなったのか。備忘録的に感想を書き留めておきます。ネタバレあるよ!

 

 

スキャナー

宗教上の理由から2回見ました。野村萬斎初の現代劇だったらしいです。残留思念を読み取ることができる引きこもりの元漫才師の野村萬斎が元相方の宮迫と殺人事件を追うというお話。ドタバタコメディーミステリーなんですが、おもしろさはそこじゃないんだ…という感じでした。あっと驚くどんでん返しが肝なので逆にプロモーションが難しそうでした。思ってたのと違った(いい意味で)っていうのが印象。

安田章大さんのファンとしては、このような役を与えてくれてありがとうございますと拝むのみです。

それにしても杉咲花ちゃんは夜行観覧車の印象が強すぎて、名前あやかだと思ってるし、唐揚げ口に詰められて首絞められそうだなと思ってしまいます。

 

劇場版名探偵コナン 漆黒の悪夢

劇場版名探偵コナンも20周年なんですって。赤と青の線のどっちを切るのか迷ってた頃から20年も経ったんですって。結局どっち切ったんだっけ。いっつも忘れる。

そんな20周年にふさわしい派手な展開でしたね。オープニングからカーチェイスだし、観覧車がゴロゴロー!どーん!ぼーん!みたいな。あれ、今回コナンなにしてたっけ?いた?

知らぬ間にFBIとか公安とか話が世界規模になっていて驚きました。デスノートの後半みたいだね。そして噂に聞くあかあむ!これがあかあむかー!っていうのは後で勉強しました。BLの楽しみ方が少しわかった気がします。

来年は服部平次回みたいです。楽しみ。

 

ズートピア

売店が混んでたので見始めた頃にはジュディはすでに警官になっていました。不覚。

最初から最後までつらすぎて泣くかと思いました。

軽んじられ馬鹿にされるために生きてるわけじゃないのに、それを覆すバイタリティも頭のよさも影響力も行動力も自信も勇気もなにもない自分を振り返り悲しくなりました。無力感といえば聞こえはいいけど、結局なにもできない、なにもやらないだけということを思い出してしまいました。そして、その差別意識がブーメランとなったとき正々堂々と打ち返すことのできない情けなさ。それも含めて生きるということか…。せめてできる限り誠実に暮らしていきたいけど、いろんなバランスを考えると難しいです。

まぁとにかく性差に関するあれやこれやは私の個人的な人生テーマなので、またひとついろいろ考えさせられました。考えるだけで何もしてないんだけど…もはや考えるというかもにょもにょしてるだけだし…あ、またつらくなる思考回路…。

いやー、明るく楽しくメッセージを伝えてくれるディズニーはすごいです。あと、映像が綺麗。

 

TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ

いやーーーーーーーーー!!!!!!最高ーーーーーーーー!!!!!!地獄の最初のライブシーンで完全に掴まれ、以降は全面降伏でした。わたしも手をあげて飛び跳ねたいぜちくしょー!!!!!地獄ハイになってひたすらニヤニヤしながら見てしまいました。

むちゃくちゃな論理を力技でつなげてくるところがとてもクドカン。すごく面白かったです。

笑いあり涙あり、神木くんはかわいいし長瀬くんはかっこいいし、良いことをサラッと伝えてくれるし、さすがクドカン!と思うのだけど、でもなによりもライブシーンがなー!音楽たのしいー!もうそれだけで勝利じゃないですか。

ミュージカルコメディーなので絶対映画館の音響で見た方がいいと思います。もうすぐ終わっちゃうけど。もう1回行けるかなー。

 

セトウツミ

とても良さがありました。

瀬戸と内海が話すだけのオムニバス(?)形式のお話。ただ話すだけでこんなに良さがあるのは会話のテンポか高校生の自意識か環境の理不尽さか。瀬戸の関西弁がやけに自然だと思っていたら菅田くん大阪出身なんですね。それが良かった。

瀬戸と内海の関係、めっちゃ憧れます。こういう会話楽しめるセンスと信頼関係がほしいです。いいなあ。

 

シン•ゴジラ

ゴジラこわい!ゴジラくるの嫌すぎる!!!第二形態?キモすぎるし!!!うえー!!

スーツおじさん映画でした。たくさんの会議とかどこの庁が動くのかとか長い作戦名とか、いわゆる「お役所」で、実際非難されることも多いんだろうけど、そうなっちゃうのもわかる…というか、多方面を考慮したらそれが最善なのでは?と思ってしまうのは私がわりとそっち側の考えが強いからかもしれない。

ていうかまず大臣たちの話すスピード早すぎて自分だったらついていけない。話の流れ理解しながら自分の立場と出世と責任を考えて最善を判断するんでしょう?無理無理!政治家頭いいなーと思っておりました。出てくる人みんな頭いいので爽快感があります。人間臭いところもあるけれど、なんだかんだお仕事を全うしようとする姿はかっこいいです。大杉漣が東京に残ると言った時は胸が熱くなりました。単純。

でもって、同時にいろんなコンプレックスを刺激してくる映画でもありました。

わかりやすいところで東京への鬱屈した思いとか!土地勘がないので、ゴジラがやってきた3区の場所もわからないし倒されるビルもよくわからない。唯一知ってる場所が東京駅のみ。これ、もっとわかったら面白いんだろうなって思います。なんか、やっぱりこういう舞台が東京であるべきなんだけれど、ちょっとずるいというか羨ましいというか。例えばわたしの地元三重にゴジラ来たとき、ちゃんと巨災対設置されんのかなーとか。いや、されるだろうけど。映画にはならないよね。ていうかそもそもこの東京一極集中の現状、なんかあったらどうするんだろうね、首都機能移転しなくて大丈夫?いらん心配かもしれないけれど、そんなことを考えてしまいました。でもやっぱりドラマが生まれるのは東京なんだよなー。

あと、大企業とか国とかそういう名の知れた大きなもので働く人たちに対する憧れも喚起されました。例えば化学メーカーは真っ先に凝固剤つくらされるし、そういった重要な作業をするかもしれない知人がいっぱいいる一方でわたしはただ逃げ惑うだけの人間なのだな…と思うと自分が選んだ道とはいえやや悔しい。でも大企業で働く醍醐味はそこですよね。有事のときに動ける体力がある企業で働くというのはかっこいいなぁと思います。まぁなんにせよきちんと働くことで想定の範囲外の災害にも立ち向かっていけるというのは希望。「仕事ですから」ってシビれるなー。

まぁそんなこと考えながらもビルがどんどん壊されて鉄道や新幹線や兵器がバンバン出てきて爆発しまくるのは単純に気持ちが良いともいえます。出ている人も豪華でオールスター感あるしそれだけで気分は上がりるし。作り込みがすごいので見逃しているネタもきっといっぱいある…それをネットで拾ってニヤつくというのもゴジラの楽しみ方ですね。検証するためにもう一回見てもいいかもなーと思っています。いいエンタメでした。

 

 

以上、2016年8月10日までに見た映画でした。良いことだ。