vol.19

ごめんね青春がおもしろいおもしろいと言い続けている。これぞクドカンワールド、テンポのよいかけあいとシュールな演出のなかで、うねりながらすすんでいく物語から目が離せなくなっている。落ちこぼれの男子校である「とんこー」と清く正しいカトリック系女子校「三女」が合併するにあたり、実験として、ひとつのクラスの男女が半分ずついれかわることになる、という話。「とんこー」から「三女」に行く先生が原平助(錦戸亮)で、「三女」から「とんこー」に行く先生が蜂矢りさ(満島ひかり)だ。主にこの二人(というか平助)を中心に話が進んでいく。平助はとんこー出身、蜂矢先生も三女出身ということで二人とも地元出身。じつは平助はとんこー時代にある事件を起こしていて・・・?これ以上は公式サイトやウィキペディアで確認してもらったほうがわかりやすいと思うので割愛。わたしはこのドラマの魅力のひとつである登場人物の紹介をしてみたいと思う。

 

 

原平助(錦戸亮
主人公。とんこーの先生。男女共学クラスの担任として三女に赴任。
かわいい。とにかくかわいい。美男美女揃いの登場人物、しかも若い子たちばっかのなかでひときわかわいい31歳。(実年齢は30歳!)学生服もまだいける奇跡。ひいき目100%なことは認める。でもそれ以上にかわいい。常に眉毛垂れてる。常に捨てられた子犬の目をしている。やさしい。ちょっとばか。そこもかわいい。それでも良いこと言う。ばかっぽいけどちゃんと先生してる。「にしきどくんって笑った顔がかわいいんだよね」っていうあなたも「にしきどくんはキメているときがかっこいいんだよ」っていうあなたも必ず満足できる。わたしは毎週のように「なぜ原先生が先生の高校生活が送れなかったのか、なぜわたしはいま高校生で担任が原先生じゃないのか」ということを考えている。「にしきどくんって顔が足の裏みたいだし別にかっこよくない」っていうあなたも大丈夫。生意気盛りな三女生がこれでもかというくらいドラマ内で罵ってくれる。なんてったって、ついたあだ名は「タレカッパ」。このセンス、高校生らしくてとてもよいね。

 

 

蜂矢りさ(満島ひかり
ヒロイン?なのかな。三女の先生。男女共学クラスの担任としてとんこーに赴任。
原先生がデレデレ対象だとしたら蜂矢先生はもうひたすらかっこいいかっこいいぞ!って思っていた。が、どうやら独身処女こじらせ系だったようだ。このドラマ、蜂矢先生がぴりっと光っていてとてもよい。まじめだけれど暴力的で冷たいかと思えば熱血漢でただ厳しいように見せかけて生徒思い。激しい口調で生徒を怒鳴りつけておきながら、「いずっぱこ(地元をはしる電車)のなかにあるハートの吊り革を一緒ににぎったカップルは結ばれる」という都市伝説を信じてしまっていたりもする。なんとまぁキュートなこと!キュートで片づけていいのかわからんが。28歳、それで大丈夫?満島ひかりには不幸が似合う、というか、満島ひかりが出ているだけで不幸感が漂うと思っていたけれど、蜂矢先生は全くそんなことない。爽快感だらけ。それでも、姉が事件に巻き込まれて失踪という設定もあり、100%不幸からは逃れられないところがなんともいえず満島ひかりだなぁと思っている。

 

 

海老沢ゆずる(重岡大毅
あの、このひとジャニーズWESTです。一番最近デビューしたジャニーズのグループのセンター努めてます。関西からでてきた7人組です。
とりあえず、ジャニーズWESTの説明をしておく。謎の義務感。使命感。ただ、素の重岡くんがどういう人なのかはあまり知らない。これから知っていこうと思っている。
海老沢もねー、ただただかわいい。語彙力のなさが情けなくなるけれど、かわいい。そして残念。まず声が残念。これは役なにも関係ないね。でもきっとこれは今後重岡くんの魅力のひとつになると思ってるよ!ドラマとなんにも関係ないこと言った!とにかくなにが残念かというと、天使のようにかわいいあまりん(後述)と内緒でつきあっていたのがばれて二人で駆け落ちまがいのことまでするのに、3話であっさりふられてしまう。半分投げやり(?)になって生徒会長の中井さん(後述)のことを狙い始めるのに、中井さんもあっさり他の人に告白、と、とにかく境遇が残念。海老沢これからふられ続けるのかな?とことん残念になってほしいけどな!ふられ続けているのを見るのはとてもかわいいのだけれど、これは原先生のかわいらしさとはまたちがって、ほんと、高校生をみているようなかわいらしさ。言うならば親目線。かっこつけたり、ばかなことしたり、全力で高校生なんだもの。若いねー!若いよー!笑顔とちょうどいい垢ぬけなさがとてもジャニーズっぽいです。

 

 

阿部あまり(森川葵
目がでかすぎる!!!!!!!!!!!!
白い素肌とうるうるの瞳とぷるぷるの唇がまさに天使かわいすぎるぞあまりん!!最初は三女側の共学クラスにいたものの、海老沢(前述)と付き合ってたのがばれてとんこー側に移籍。そこでいきなり8人に告白されるっていうモテ体質。周りの意見にNOは言えないし、すぐ泣いちゃうし、それでこのかわいらしさだもん、そりゃモテるだろう。ドラマとして大人として、見ている分には天使あまりん♪って愛でていればいいんだろうけれど、実際絶対友達になりたくないな、って思う。なにやっても勝てるわけないし、劣等感とイラつきしかうまないんだよこのタイプは!きっと!!それでもいじめられたり嫌われたりしているそぶりはないから、良い子なんだろうな、あまりん。森川葵さんって初めて知ったのだけれど、ほんとかわいい顔してるんだよなぁ。知らなかった若い俳優さんを知ることができるのも学園物の醍醐味。

 

 

中井貴子(黒島結菜
三女の生徒会長。ザ・三女生。
まじめで成績優秀な美人生徒会長。正しい。言うこと考えること全部正しい。客観的最良をきちんと選べる賢さがあるし、自分の気持ちすら理屈で説き伏せるタイプ。自分が先生だったら一番相手にしたくないかもしれない。原先生も最初はタジタジだった。賢さと相手を言い負かせることを絶対としているところが、逆に高校生っぽいよなぁとも思う。正しいことが正解じゃないんだよ。学校のお勉強のようにぜんぶがぜんぶ綺麗に答えが出るんじゃないんだよ。スマートな解が一番だと信じている高校生。わかるわかる。黒島さんも初めて知ったけれど、この子もとてもきれい。眉毛が太いのと、雰囲気があどけない(役作りなのかも)ところをガラっと替えたら大化けしそう。石原さとみくらい化けそう。期待。

 

 

昭島司(白州迅)
クイズが得意なチャラ男。
少なくともいまのところ、ここまで紹介してきたキャラとは重要度が違うと思う。ここまでの人たちが中心メンバーだとしたら、そのちょっと外側。その他大勢よりはちょっと前。ウォーターボーイズの5人には入っているけれど、妻夫木くんや山田くんではないところ。それなのに、わざわざあげたのは、かっこいいからです!!!!!わかりやすい!!!とてもとてもかっこいいと思うんだけどこの人。すごくタイプだ。それ以上でも以下でもない。顔がとてもすきだ。注目している。

 

 

他にもビルケンシュトックとかじんぼーとか半田くんとか魅力的なひとはいっぱいいる。えなりかずきも出ている。
でもこれ以上はさすがに長くなりすぎだと思ったのでこの辺にしておきます。