vol.6

 

ユリイカ森博嗣特集をやるのか、森博嗣がなにかを書くのか、よくわからないけれど最近森博嗣をよく読んでいるので、チェックしてみようと思った備忘録。わたしサブカルではないし、ユリイカ買ったことないけどこれを機に読んでみるのもいいかもしれない。というかユリイカがサブカルってのもあっているのかわからない。サブカルってなんだ。

 

最近森博嗣を読んでいる。
最近とかいうとすごく本読んでいるひとっぽいけれど、わたしは読書家驕りなので、普段からそんなに本を読んでいるわけではない。一応保身しておく。
まぁそんなことはどっちでもよくて、とにかく今更ながら森博嗣を読んでいる。

 

 読んだものたち。

 

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)

 

 

 

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)

 

 

つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)

つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)

 

 

最初に読んだ『人間はいろいろな問題についてどう考えていけばいいのか』がおもしろかった。いろいろなものを抽象化するってどういうこと、っていう話だった。抽象化って難しいし、抽象化について書かれていることもたいがい難しいんだけど、これは簡潔で読みやすくて、ふむふむって思いながら3回くらい読んだ。3回も読んだのにもう忘れかけてるから自分の記憶力の残念さを憂いながらも、もう一回読み返したくなっている。
その次は『喜嶋先生の静かな世界』を読んだ。大学の情報系の研究室の話だった。静かな世界は尊くて高貴だなぁと思った。わたしは盲目的な理系信仰のふしがあり、さらに大学というところをとんでもなく美化しているので、設定だけでお腹いっぱいです、という感じだった。大学って独特な環境で、虚構っぽくてとてもよい。

 

 

続いて今読んでいるものたちと読む予定がすでにあるものたち。

 

 

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

 

 

『つぼやきのテリーヌ』は100個の短編エッセイがはいっている。『つぶやきのクリーム』の続編。この辺で、あれ、なんか森博嗣めっちゃ普通にムカつくおっさんだな、という感情も芽生え始める。言うことがシンプルだからこそ、削ぎ落とされた部分に共感し、反対に残っている部分に反感を覚える。だいたい3回に2回くらいムカつくな、って思う。残りの1回は、森博嗣めっちゃいいこと言う…!って思う。だからこのエッセイの中で66回ムカつくし、33回は感銘を受けることになる。なかなか感情が忙しい。
冷たい密室と博士たち』はとりあえず買っておいてある。

 

 

今後読もうと思っているもの。

 

「やりがいのある仕事」という幻想

「やりがいのある仕事」という幻想

 

 

題名にやられました。