気にする

最近気にしていること。気になっていること。


■温湿布的なやつ
実家から送られてきた食料のなかに、肩こりをほぐす温湿布的なやつがはいっていた。
もらいものかなんかのいらないやつがいれられてきたらしく、1枚だけはいっていた。
製品を肩にはって気持ち良さそうに寝転ぶお姉さんがパッケージに書いてあって、まさに仕事の疲れを癒してあげますグッズ。
こいつを使うタイミングがわからず、ずっと考えている。
1枚しかないので、ベストなタイミングで使いたい。
単純に考えて、最も疲れているのは金曜だけれど、金曜ということは翌日休みなのでそんなに頑張らなくていいし、癒しも特に必要としない。
だからといって月曜はさすがにまだそこまで疲れていないし、火曜はまだ2日しか働いてないし、水曜はとりあえず折り返したし、木曜はあと1日いけば休みだし、というわけで、全くもっていつ使えばいいのかがわからない。
ベストなタイミング以外で使うのがもったいなく思えてかれこれ3ヶ月くらい放置している。今だ、というタイミングを虎視眈々と狙っているよ。



会社の自販機にオロナミンCがある。
わたしはオロナミンCが純粋に飲み物としてとてもすきだ。
水泳教室のあとのオロナミンCは格別だったし、オロナミンCとポカリを混ぜた(らしい)マッチもすきだ。デカビタとかドデカミンとかもすきだけれど、やはりオロナミンCがいちばんすきだ。

そういうわけなのでたまに飲むのだけれど、あれってぱっとみみなさんご存知のとおり栄養ドリンクだ。フォルムだけじゃなく、醸し出す雰囲気が栄養ドリンクだ。
だから、「こいつ大した仕事してないのに栄養ドリンク飲んでる」と思われそうだと思ってしまう。
なんなら、「オロナミンCってただのジュースなのに、気合いいれようと栄養ドリンクのつもりで飲んでる」とも思われそうと思ってしまう。

わかってる。ぜんぶわかって、これは栄養ドリンクぽい見た目と売りだけれど、ビタミンとかしかはいってないから効能はなくて、それでもおいしい炭酸飲料だと思って飲んでいる。
それをアピールしながら飲みたいのだけれど、その方法がわからない。

「疲れているから飲んでいる」わけではないことを示すために、元気に腕とかまわしたら、逆に「カラ元気と共にオロナミンC飲んでるのかな」とか思われそうだ。
だからといって、「あーオロナミンCっておいしいわー栄養ドリンクぽい見た目だけど栄養ドリンクじゃないけど純粋に炭酸飲料としておいしいわー疲れてないしぜんぜん仕事してないけどオロナミンCおいしいわー」って言いながら飲むわけにはいかない。もはやオロナミンCが云々ではなく気が触れたのかと思われてしまう。

こうやって、どんな顔してオロナミンCを飲めばいいのかわからないので、最近はもっぱらコーラを飲んでいる。
仕事しながらコーラ飲むとかファンキーじゃね?って思いながら飲んでいるし、仕事しながらコーラ飲むとかファンキーだな、って思ってもらいたいがために、椅子とかに姿勢悪く座ってみたりする。
コーラはこんなに簡単なのに、オロナミンCはなぜこんなに難しく、頭を悩ませるのだろう。
そして関係ないけどコーラに対するなぞの罪悪感。イメージはアメリカの子ども。太りたくないのにぶくぶく太っていくわたしにもぴったりだね、ってなんの話。
かぜがふけば桶屋がもうかるだっけ。ちがうね。しってる。


そんなこんなで、いまはずっとこれらのことを考えている。
結論、そろそろ出したいところ。
あと、オロナミンCは瓶がおいしい。