日記(2017/08/01〜2017/08/04)
2017/08/01
朝井リョウと加藤千恵のオールナイトニッポン0の拝聴2周目も下半期にはいりました。だんだんパーソナリティのお二人もこなれてきて各コーナーも濃縮されてきて大変おもしろいです。昨日はラジオラジオラジオのコーナーにてかぼちゃ様の鎮魂祭が流れる回を聞いて、思わず吹き出してしまいました。なんの話かわからないでしょう?youtubeで、朝井リョウ加藤千恵のオールナイトニッポン0の2015年10月30日を聞いてください。非合法です。
最近は、方言をしゃべることが減って、悲しい。
え、すごいじゃーん!って言ってる。
名前も喋り方も違うわたしとして働いています。芸能人みたい。
2017/08/02
オザケンがフジロックに出ましたね。
セットリストをご覧になられましたでしょうか。わたしは苗場があまりに遠すぎたので諦めたのですが、行きたかったなぁ。行きたかったなぁ。
1. 今夜はブギー・バック(with スチャダラパー)
2. 僕らが旅に出る理由
3. 飛行する君と僕のために
4. ラブリー
5. シナモン(都市と家庭)
6. 東京恋愛専科
7. さよならなんて云えないよ
8. 強い気持ち・強い愛
9. 流動体について
10. 愛し愛され生きているのさ
11. フクロウの声が聞こえる
しかも、自分の出番のあとは、違うステージでそれはちょっととかやったんでしょう。うわーいいなぁ、見たかったなぁ。
正直、今のオザケンの歌をどれくらい聞きたいかって言われると微妙なところではありますが、歴史の目撃者になりたいな、と思います。
行けなかった現場はない、行かなかった現場があるだけだ。
それだなぁ。
2017/08/03
いつもお昼を一緒に食べる同僚に用事があったので、1人でお昼ご飯を食べました。弊社はぼっちに優しくなくて、1人がけの社食の椅子は高くて冷たくて居心地が悪かったので、早々にパスタを流し込み、本屋に繰り出しました。いつもはこういうとき階下のタリーズでハニーカフェオレを飲みながら携帯をぼーっと見ているのですが、今日はたまたま携帯を忘れて手持ち無沙汰だったのです。
本屋で目に付いた文庫本を買い、タリーズでハニーカフェオレを飲みながら読みました。
肝心の本は、構想もテーマも面白いのに、文章が下手すぎて、本当に悲しかったです。
作中にとてもうまい文章を書く小説家が出てくるので、その人にこれを書いて欲しいと心底思いました。
少ない言葉で多くの情報を伝えることができるのがいい小説だと朝井リョウが言ってましたが、今日読んだのら全くもってその逆の小説で、イケメンのことをイケメンって書いちゃうし、そのイケメンに心惹かれる女の人のことを、イケメン好きと書いちゃうし、情緒というものはないのかと、ぷんすかしておりました。
三谷幸喜が、文章は書かない選択ができるけれど、映像では映さない選択ができないと言っていたことも思い出しました。ご都合主義のオンパレード、そういえばで思い出しすぎ。
でも、構想もテーマも面白かったので、続きが気になっていっきに読みました。
悔しい。
2017/08/04
休暇を取って午前中から美容院へ。
前髪が短いのがとても好きなので、毎回毎回前髪を短くしてもらいますが、いっつも少し後悔します。前髪が短い自分に自信はない、というか、これがベストではないことはよくわかっているつもりです。
その後、夏休み中の母親と合流し、軽くランチをしました。暑くて地上に出る気が起きません。地下を渡り歩き、デパートを上ったり降りたりしていました。
夕方からは関ジャニ∞のコンサートへ参加するためにナゴヤドームへ。ナゴヤドーム3daysの初日であり、夏のツアー折り返しです。構成や動きが頭に入ってきていい感じです。ファン側の動きもこなれてくることに対しての賛否はありますが、幸いにも非難の対象にはされていないので、グレーかもしれないけれど、、合法的権利を行使し続けようと思います。
業務棚卸
転職をして1年が経とうとしています。気づけば社会人経験もまるっと5年になろとしているのでここらで棚卸しでもしてみようかなと思った次第です。棚卸しっていうかただの感想です。見る人が見たら普通に身バレしそうだな。
CS職
通販会社のいわゆるお客様コールセンターで1年くらい働いていました。簡単な問い合わせや注文もあったけれど、難易度の高いクレームやセクハラ電話もありました。責任者として対応したことはないけれど(そりゃあね)、責任者に電話を変わらないという方針のコールセンターだったので、まぁまぁエグいことも多かったような気がします。加えて営業ノルマもあったので(意味不明)、楽ではなかったけれど、バイトの延長みたいなクソみたいな気持ちで働いていたので、必要以上に病むこともありませんでした。
人生で初めてクレーム対応をしましたが、感受性豊かな人や責任感が強い人は辛いだろうなと思いました。こちらが悪いこともあれば理不尽な言いがかりもあるけれど、なんにせよ現場ができることはほぼないので、ただひたすら話を聞いて謝るだけです。「謝る」という行為自体に罪悪感も付随させてしまうとキツイよなーと思っていました。
通販会社という意外といろんなシステマチックなことが噛んでいる会社の現場やフルフィルメントを知れたことは良かったです。その後の人生において、社会の仕組みを考える上でのフレームがここで出来上がった気がします。
マーケティング職
私の職務経歴書でいちばんかっこいいのがコレです。データベースマーケティングに従事していました。今でもデータベースマーケティングってかっこいいよなぁって履歴書書くたびに思ってます。
顧客データやビックデータ()というものをあーだこーだして分析して…というのをひたすら繰り返していました。概要だけ聞くとめっちゃ面白いなって思うし、学問的にも掘り下げられたりするんだろうけど、当時は糸井重里氏に傾倒していたこともあり、マーケティングというものに嫌悪感を抱いていたし、そもそもマーケティング的なもの以外が要因となることが多すぎるように思えて、こんな数字をいじくって一体何になるんだろう?という気持ちでいっぱいでした。今は、その時の肌感覚より数字は嘘をつかないことも、影響力もあるということもわかるのですが、いかんせん糸井重里氏に傾倒してたからな…。マーケティング云々の前にすでにある程度のことがやりつくされていた環境だったのも、無力感が増幅される原因だったのかもしれません。
まぁそれ以前に、分析とかよくわからなかったです。分析ってなに?数字並べてどーすんの??って感じでした。これはきっと数をこなしたり勉強したりしないとわからなかったんだと思うけど、当時はそれすらもわかっていなかったです。世間知らずだったし勉強不足でした。データベースマーケティングといっても、社内の手法はある程度確立されていて、そこにのっかっていただけだったので、統計もわからないし、SQLもわかりません。はったりです。
というわけで、終始、これは私がやることじゃない…という気持ちが拭えず、2年で辞めました。分析とかマーケティングとかなんとか言っているけれど、結局はいかに仮説を立てる力やアイディアが重要だなと思いました。ABテストのAとBが思い浮かばないっていうね…。
良かったことは、エクセルがある程度使えるようになったこと。ショートカットも覚えられたこと。データベースの基本的な考え方がわかるようになったこと。SQLはよくわからないけど、あるプログラミング言語に触れられたこと。あと、やっぱり職務経歴書がかっこいい。
営業職
なにを思ったかゴリゴリの新規営業をしていました。顧客単価1000万円前後の無形高額商品を法人相手に売っていました。飛び込みまではしなかったものの、まぁそれに近いことをしていました。業界がブラックだったのと、その中でも特に会社と経営層の思想がブラックだったので、普通につらかったです。
営業職は話が上手くなくてもよい!とか、やっぱり話が上手くないとだめ!とかいろいろ言われているけど、なんといっても人と会うことに対抗があるとキツイなと言うことを改めて感じました。就業時間が長いのも上司が気まぐれなのもつらかったけど、私がいちばんつらかったの話が毎日人と会うということでした。じゃあなんで営業職を選択したの?と言われると、なんでだろうね…浅はかだからだね…。
ただ、もし営業職しか職業選択の自由がない場合、コミュ力が低くてもやっていけるのは、ルート営業でなく新規営業だと思います。人と会うのもキツイのに、人と仲良くなるのなんて絶対無理だな…と思っておりました。実際、良くも悪くも私というパーソナリティを買ってくれて契約を結んだ顧客はゼロでした。つらい。新規営業だとムカつく人は切ればいいし、行けそうなところだけ攻めればある程度の数字は作れるし(時と場合によるが)、精神負荷は高いけれど人格否定には繋がらなそうな気がします。あとは商材にもよるかもしれない。自分でもいらないものを売るのはつらいと思います。
逆に楽しそうに仕事をしていた同僚や先輩はとにかく数字に対する意識が半端なかったです。加えて、いけそうな顧客を狙い定めて獲得するまでのプロセスやスリル、高揚感がたまらなく好きと言っていました。
良かったことは、今までの人生であまり接することがなかった経営者という人や編集者という人たちと接したことです。仕事ができる人はとにかく体力がある、そして好奇心が旺盛。
それに付随してお金を稼ぐ仕組みを知れたこともまぁ良かったです。儲かるか儲からないかという考え方を獲得しました。(儲かる方法がわかったわけではない)
バックオフィス職
なんやかんやで今はいわゆる管理部門で働いています。主に社内における「誰かがやってくれてること」をしています。
会社の状況にもよるけど、今の会社は発展途上なのでいろいろ整えていくことも多くて、周りが見えているよりはクリエイティブだなと思っています。範囲は限定的ですが。でも思ったよりは面白いです。ちょうど良さげな記事を発見したので貼りますが、わたしもこんなことをしています。どっちでもいいじゃんと思えるようなことをセコセコと考え、発信し、提案しています。
ノルマやクレームによって精神が圧迫されることもないし、やったことに対する感謝がダイレクトだし(社員=顧客が目の前にいるので直接お礼を言われやすい)、精神的な安定は保たれやすいです。
ただいかんせん、仕事がダサい。所詮「誰にでもできる仕事」のイメージが強いし、代替可能感もあります。少なくとも1個1個の作業は「誰にでもできる仕事」だし、少なくなくとも覚えて慣れればだいたい誰にでもできます。やや被害妄想かもしれませんが、みんな優しくしてくれるけど敬ってはくれないです。今は「総務の女の子」でしかなく、将来も「総務のおばちゃん」にしかなりようがないと思うと、まぁ別にいいんだけど、なんだかな、と思ったりもします。部長や役員にまでなればまた別かもしれませんが、そこまでいかない限り、仕事をスムーズにこなせばこなすほど、下働き感が助長され、どんどんダサくなるループ。でもそれも精神的安定とトレードオフなら仕方ないです。そんなことは日常の微々たるものです。意外と仕事も暇じゃないし、今のところは飽きていないです。
あと、気づいたことは、事務作業めっちゃ難しい!!!間違えないことに最も価値がおかれるってめっちゃ難しいです。だって間違ってるか間違ってないかなんて間違ってるうちは気づかないからね。最近はひたすら紙に書くことでクリティカルなミスは減りましたが、それでもしょうもないミスを連発してしまいますね…これは訓練しかないかな…。
そんな感じで、異動だったり転職だったりと、わりといろんなことをしてきました。コンプレックスはコレができる、コレをやってきたという確固たるものがないことです。キャリアプランがぐらぐらなので。
転職した方がいいか、長く勤めてわかることがあるのか、知らないけど、だいたいの転職先は試用期間があるので、よく考えたら生涯有給が少ないかもしれません。だからって別に困ることはないですが、明らかに比較できるものとしてはそれくらいかなぁと思います。
良いところと悪いところと感想を書いたつもりだったけど、読み返すと文句ばっかり言ってますね。それでもちゃんと働いてるしお給料ももらってるので良しとしてください。
最近生活に取り入れて良かったもの ホットカーラーとKindle
言いたいことはタイトルが全てです。
ホットカーラー
5年くらい前からホットカーラーが欲しいな〜〜とぼんやり思っていたのですが、たまたまヨドバシで使えるクーポンが手に入ったので買いました。
そもそもなんでホットカーラーが欲しかったかというと、当時、進藤やす子だったか安野モヨコだったかが、「ただのストレートの髪でもちょっとホットカーラーを巻くだけで雰囲気がとても良くなるからぜひ巻くべき」という主張をしていたのを見たからです。あと、最近いろんなところで髪の毛をセットしてもらうときに、とにもかくにもホットカーラーでぐるんぐるんにされるということを知ったからです。髪のセットはとにかく巻かなきゃ始まらないし、とにかく巻いときゃなんとかなるっぽい。
一応32mmのヘアアイロンは持っているのですが、どのように動かしたらどういった髪の毛になるのかが立体的にまるで理解できず、たまーにしか使っていませんでした。
で、この度、買いましたホットカーラー。コイズミのホットカーラーで、30mmが2本、35mmが4本、40mmが2本ついているものです。3000円弱。安っぽいピンク。ケースの蓋がふわっとしか閉まらない。同時に暖められるのは4本なので、とりあえず30mmをあっためて前髪に巻いたあと、35mmを2本、40mmを2本あっためて前髪以外にテキトーに巻いた状態で化粧をするというルーティンができあがっています。
これが、よい。
まず、作業がとても簡単です。アイロンだと実際に髪にあたる部分と手との距離があるので、直感的な操作が難しいですが、ホットカーラーはそのままぐいっと掴んでぐるぐる巻けるのでとても素直です。中の鉄芯以外はそんなに熱くないので火傷のことも気にしなくてよいです。カーラー掴んで髪の毛とってくるくるして付属のピンでとめておしまい。簡単。
カール力が弱いのもよいです。付属のピンでとめたところとか、多少折れたり跡がついたりするのですが、ちょいっと梳かして放置しておけばそれなりにまとまったり伸びてきたりするので、あんまり何も考えなくていいです。ちゃんと巻きたい人には物足りないだろうけど、内巻きゆるふわワンカール的なものにするには十分です。ストレートの髪の毛に簡単な癖づけするのにはとても丁度よいということです。まぁもっとちゃんとセットしたらまた変わるのかもしれませんが、今はそれを求めていないので未検証です。
あと、ホットカーラーのメリットとして、「巻いたまま化粧や着替えができるので時短」ということが謳われることがたまにあるのですが、これはあまり実感できないです。巻いたまま化粧や着替えはできるけど、アイロンをうまく使える人は「巻く」という行為で完結するから、それを外したり整えたりする時間がいらない分、時短だと思います。普通に時間かかるよ。
そんな感じで最近は量産型女子大生みたいな髪型で生活をしています。量産型女子大生ってこうやってできていたんだなぁと感心しています。髪型の評判は上々で、大人っぽくなったとか雰囲気が変わったとか言われることが増えました。3000円弱で得られる評価としては十分です。世の中の可愛い人綺麗な人はこういう細かいことの積み重ねでできているんだなぁと27歳にして改めて実感しています。
その後。
髪切ってパーマをあてたので、ホットカーラーはいったん用無しになりました。やっぱりパーマが最強。
Kindle
通勤用に読む本をKindleに切り替えました。KindleもAndroidと同じくネーミングをミスっているので、何のことだかが曖昧ですが、ここではアプリのことを指します。Kindleアプリ。
iPhone6sにいれて通勤中に読んでいます。鬼便利。
- 軽い
- 安い(場合が多い)
- 場所をとらない
- ほしい本が一瞬で手に入る
- 寝っ転がりながら読める(通勤中以外)
- 以外と読みにくくない
- マーカーひいたりメモとったりできる
ちょっと考えるだけでメリットだらけです。個人的にはほしい本が一瞬で手に入ることと、寝っ転がりながら読めることが特に気に入ってます。今まで読みたい本ができたときから手に入れるまで、少なくとも1日はかかっていたものが、数分で手に入るというのは、本当に便利です。情熱そのままに読めるので積ん読率も低いです。寝っ転がりながら読めるので朝ツイッターを見る流れでそのまま本が読めます。ほんと、ちょっとした時間で読み進められるのはかなりありがたい。
デメリットはホイホイ買えるのでいくら使ったかよくわからなくなってくるところ、まだKindle化してない本もわりとあるところ、くらいでしょうか。内容によっては違和感を感じるフォーマットではあるので、小説を読んだことはありません。簡単な新書かビジネス本(自己啓発含む)かエッセイを読んでます。でも読んでみたら以外とすんなりいけるかもね。
紙の手触りがすきっていう気持ちや、町の本屋を守らなきゃという気持ちもなきににしもあらずですが、そんな綺麗事をぶっ飛ばすくらい、便利です。出版業界は本当に驚くほど古い体質なので、しょうがないよね自業自得だよね、といういじわるな思いも少し。あとは個人的な出版業界に対する嫌な思い出もほんの少し。
大量の知識に触れたければKindleで読む方が絶対早いしスムーズだと思います。紙で欲しいものは紙で買えば良いし、それは純粋な本の読みたさとはまた別のベクトルでしょう。
少し気がかりなのは、どんどん欲望に素直になっていく自分です。ほしいものを一瞬で手に入れる、つまり、我慢ができない状況って人間的にどうなんだろうか…ということが頭をかすめることもありますが…まぁ…しょうがないよね…。
そんな感じで、上記2種、2017年早々に生活を豊かにしてくれているので(ホットカーラーはもう使ってないけど)、ブログに書きました。今年は生活を豊かにしてくれるもののことをいろいろ書こうと思ってます。
2016まとめ
今年も1年をざっくりまとめていきます。今年は何かに局所的にハマったとか新たに目覚めたということがあまりなくて、エンタメ的な意味では穏やかな年でした。プライベートはいろいろゲキドウだったけど…仕事変わったし…ていうか毎年毎年ゲキドウって言ってるな…いい加減落ち着きたい…。
こうやって年末に1年を振り返るのも今年で5年目なので、5年分の誰得データもあわせてのせておきます。趣味嗜好はあんまり変わってなかったです。あんまり変わってないことを確認するのが好きみたい。
とりあえず2015年はこちら。
【ベストソング】泡沫サタデーナイト/モーニング娘。
モーニング娘。'16『泡沫サタデーナイト!』(Morning Musume。'16[Ephemeral Saturday Night]) (Promotion Edit)
「うちらの時代をうちらが作る」っていうスタンスがブレないところがモーニング娘。の好きなところです。強かに素直にかわいく生きていくこと、些細なことを最大限にハッピーに変換して生きていくことがつんく♂イズムだと思います。最高にかっこいい。泡沫サタデーナイトはつんく♂楽曲ではなくて、SMAPのJoyを作詞作曲した津野米咲さん(赤い公園)が手がけています。Joyにも似た多幸感がとてもよいです。津野さん25歳、若いね、いいね。多幸感、いいよね、最高のワード。「あの頃のモー娘。」を彷彿とさせるサウンドも合間ってよく聞きました。
▼過去
2015年:サニーサイドメロディー(エゴラッピン)
2014年:Mr.S(SMAP)
2013年:Early Times(LOVE PSYCHEDELICO)
2012年:刹那(小沢健二)
全部今も聞いてる…。
【ベストアクト】魔法的 Gターr べasス Dラms キーey/小沢健二
まさかオザケンを生で見れるなんて思ってなかったんだもの!!!!感激した…ほんと感激した…。結局新曲も音源化されることはなく、記憶も薄れかかっているのだけれど、しみじみと良かったなって暖かくなる気持ちだけはずっと胸にあります。記録しないかっこよさなのかなぁ。普通に記録に残してくれーと思いますけどね。
次点はKAT-TUN充電前ライブの10ksです。かっこよかったよ〜〜かっこよかったんだよ〜〜。
2017年はついに小池徹平ミュージカルを観にいくので本当に楽しみです。
▼過去
2015年:SWEET LOVE SHOWER
2014年:伊藤俊吾と佐々木良のふたりバーター旅2014 寒っ(伊藤俊吾・佐々木良)
2013年:JUKE BOX(関ジャニ∞)
2012年:月とスイートスポット(ヨーロッパ企画)でした。
この辺りもほとんど毎年行くようになりましたね。
【ベスト映画】TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ
マザファッカーーーーーーーーって言いながらビールを死ぬほど飲んでた時期もありました。*1
めためたに楽しかった!!!気づきも感動も成長もないんだけど、そんなのぶっ飛ばすくらい楽しかったのです。パリピな映画でしたね。楽しさの種類としては焼酎カラオケ*2みたいなもんです。
▼過去
2015年:バクマン
2014年:ジャージーボーイズ
2013年:清須会議
2012年:該当なし
映画について言うことはないです。
【ベスト本】ジャニーズと日本/矢野利裕
ジャニーズを音楽史、ショービズ史から紐解く1冊です。まだ途中なんだけれど、なるほど!と思うことが多くて面白いです。kindleで買って、線を引いたりメモを書き込んだりして読んでます。*3ジャニーズを分析するための重要な軸は「アメリカ」だそうです。ジャニーさんの目差す先はCDセールスやドラマのヒットではなく、あくまでも「エンターテイメントショー」。いわゆる一般的なアイドルとの違いとジャニーズのトンチキさの秘密はそこにあるんでしょうね。*4ジャニーズ事務所的な理想はSMAPでも嵐でもなく少年隊なんですよ、みたいなことから始まって、ジャニーさん(=ジャニーズ事務所)が何に影響を受けて何に影響を与えてきたかが書かれています。話が戦中から始まっており、当時のエンタメ、ひいては日本を想像するのも面白いです。
個人的に今年は自分のアイデンティティの重きをジャニヲタに置いておりました。職場の飲み会で「関ジャニ∞はどうやったら売れるのか?」論を展開して引かれたりしておりました。そうこうしてたらSMAPが解散するとか言い出すし、なんなんですかね、2016年。いろいろ考えてみたり見ないふりしたり、なんだったのかよくわからないまま、ふわふわと終わりを迎えていますね。その締めくくりに読んだ1冊をベスト本にしておきます。
▼過去
2014年:貴様はいつまで女子でいるつもりだ問題(ジェーン・スー)
2012年:何者(朝井リョウ)
本だけはそのときの自分を反映しているようで面白いです。2012年はイヤイヤ働き出した年で何者読んで死んだし、2013年〜2014年は生き方(働き方)を模索していた年で自己啓発やらビジネス本をよく読んでいたし、2015年は忙しくて心が死んでいた年だったからこそ小説が沁みました。
2017年もいろいろなエンタメを精一杯消費していきたいです。あともう少し意味があって内容があるブログが書けるようになりたいです。そして生活を安定させたいです。家にいるときのデフォルトを寝っ転がっていることにしないようにしたいです。もう少し意識を高く持てるようになりたいです。「めんどくさい」って言うのを禁止したい…。
そんな感じで来年もよろしくお願いいたします。
最近よく映画を見ている
普段1年間に2〜3本しか映画を見ないのに、今年はすでに5本以上見ています。なんだろうな、SNSと親和性が高い映画が多いのか、健康になってフットワークが軽くなったのか。備忘録的に感想を書き留めておきます。ネタバレあるよ!
スキャナー
宗教上の理由から2回見ました。野村萬斎初の現代劇だったらしいです。残留思念を読み取ることができる引きこもりの元漫才師の野村萬斎が元相方の宮迫と殺人事件を追うというお話。ドタバタコメディーミステリーなんですが、おもしろさはそこじゃないんだ…という感じでした。あっと驚くどんでん返しが肝なので逆にプロモーションが難しそうでした。思ってたのと違った(いい意味で)っていうのが印象。
安田章大さんのファンとしては、このような役を与えてくれてありがとうございますと拝むのみです。
それにしても杉咲花ちゃんは夜行観覧車の印象が強すぎて、名前あやかだと思ってるし、唐揚げ口に詰められて首絞められそうだなと思ってしまいます。
劇場版名探偵コナン 漆黒の悪夢
劇場版名探偵コナンも20周年なんですって。赤と青の線のどっちを切るのか迷ってた頃から20年も経ったんですって。結局どっち切ったんだっけ。いっつも忘れる。
そんな20周年にふさわしい派手な展開でしたね。オープニングからカーチェイスだし、観覧車がゴロゴロー!どーん!ぼーん!みたいな。あれ、今回コナンなにしてたっけ?いた?
知らぬ間にFBIとか公安とか話が世界規模になっていて驚きました。デスノートの後半みたいだね。そして噂に聞くあかあむ!これがあかあむかー!っていうのは後で勉強しました。BLの楽しみ方が少しわかった気がします。
来年は服部平次回みたいです。楽しみ。
ズートピア
売店が混んでたので見始めた頃にはジュディはすでに警官になっていました。不覚。
最初から最後までつらすぎて泣くかと思いました。
軽んじられ馬鹿にされるために生きてるわけじゃないのに、それを覆すバイタリティも頭のよさも影響力も行動力も自信も勇気もなにもない自分を振り返り悲しくなりました。無力感といえば聞こえはいいけど、結局なにもできない、なにもやらないだけということを思い出してしまいました。そして、その差別意識がブーメランとなったとき正々堂々と打ち返すことのできない情けなさ。それも含めて生きるということか…。せめてできる限り誠実に暮らしていきたいけど、いろんなバランスを考えると難しいです。
まぁとにかく性差に関するあれやこれやは私の個人的な人生テーマなので、またひとついろいろ考えさせられました。考えるだけで何もしてないんだけど…もはや考えるというかもにょもにょしてるだけだし…あ、またつらくなる思考回路…。
いやー、明るく楽しくメッセージを伝えてくれるディズニーはすごいです。あと、映像が綺麗。
TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ
いやーーーーーーーーー!!!!!!最高ーーーーーーーー!!!!!!地獄の最初のライブシーンで完全に掴まれ、以降は全面降伏でした。わたしも手をあげて飛び跳ねたいぜちくしょー!!!!!地獄ハイになってひたすらニヤニヤしながら見てしまいました。
むちゃくちゃな論理を力技でつなげてくるところがとてもクドカン。すごく面白かったです。
笑いあり涙あり、神木くんはかわいいし長瀬くんはかっこいいし、良いことをサラッと伝えてくれるし、さすがクドカン!と思うのだけど、でもなによりもライブシーンがなー!音楽たのしいー!もうそれだけで勝利じゃないですか。
ミュージカルコメディーなので絶対映画館の音響で見た方がいいと思います。もうすぐ終わっちゃうけど。もう1回行けるかなー。
セトウツミ
とても良さがありました。
瀬戸と内海が話すだけのオムニバス(?)形式のお話。ただ話すだけでこんなに良さがあるのは会話のテンポか高校生の自意識か環境の理不尽さか。瀬戸の関西弁がやけに自然だと思っていたら菅田くん大阪出身なんですね。それが良かった。
瀬戸と内海の関係、めっちゃ憧れます。こういう会話楽しめるセンスと信頼関係がほしいです。いいなあ。
シン•ゴジラ
ゴジラこわい!ゴジラくるの嫌すぎる!!!第二形態?キモすぎるし!!!うえー!!
スーツおじさん映画でした。たくさんの会議とかどこの庁が動くのかとか長い作戦名とか、いわゆる「お役所」で、実際非難されることも多いんだろうけど、そうなっちゃうのもわかる…というか、多方面を考慮したらそれが最善なのでは?と思ってしまうのは私がわりとそっち側の考えが強いからかもしれない。
ていうかまず大臣たちの話すスピード早すぎて自分だったらついていけない。話の流れ理解しながら自分の立場と出世と責任を考えて最善を判断するんでしょう?無理無理!政治家頭いいなーと思っておりました。出てくる人みんな頭いいので爽快感があります。人間臭いところもあるけれど、なんだかんだお仕事を全うしようとする姿はかっこいいです。大杉漣が東京に残ると言った時は胸が熱くなりました。単純。
でもって、同時にいろんなコンプレックスを刺激してくる映画でもありました。
わかりやすいところで東京への鬱屈した思いとか!土地勘がないので、ゴジラがやってきた3区の場所もわからないし倒されるビルもよくわからない。唯一知ってる場所が東京駅のみ。これ、もっとわかったら面白いんだろうなって思います。なんか、やっぱりこういう舞台が東京であるべきなんだけれど、ちょっとずるいというか羨ましいというか。例えばわたしの地元三重にゴジラ来たとき、ちゃんと巨災対設置されんのかなーとか。いや、されるだろうけど。映画にはならないよね。ていうかそもそもこの東京一極集中の現状、なんかあったらどうするんだろうね、首都機能移転しなくて大丈夫?いらん心配かもしれないけれど、そんなことを考えてしまいました。でもやっぱりドラマが生まれるのは東京なんだよなー。
あと、大企業とか国とかそういう名の知れた大きなもので働く人たちに対する憧れも喚起されました。例えば化学メーカーは真っ先に凝固剤つくらされるし、そういった重要な作業をするかもしれない知人がいっぱいいる一方でわたしはただ逃げ惑うだけの人間なのだな…と思うと自分が選んだ道とはいえやや悔しい。でも大企業で働く醍醐味はそこですよね。有事のときに動ける体力がある企業で働くというのはかっこいいなぁと思います。まぁなんにせよきちんと働くことで想定の範囲外の災害にも立ち向かっていけるというのは希望。「仕事ですから」ってシビれるなー。
まぁそんなこと考えながらもビルがどんどん壊されて鉄道や新幹線や兵器がバンバン出てきて爆発しまくるのは単純に気持ちが良いともいえます。出ている人も豪華でオールスター感あるしそれだけで気分は上がりるし。作り込みがすごいので見逃しているネタもきっといっぱいある…それをネットで拾ってニヤつくというのもゴジラの楽しみ方ですね。検証するためにもう一回見てもいいかもなーと思っています。いいエンタメでした。
以上、2016年8月10日までに見た映画でした。良いことだ。
「小沢健二 魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ」にいってきました
ついにあのオザケンのライブに行ってきました。
あれよあれよとハマったときには彼はすでに活動の拠点をアメリカにうつしていて、しかもあんまり音楽やってなくて、困ったな…と思っているまま数年が経過しました。その間、数回日本に訪れていたようだけれど、ゲリラ的だったり、東京の仲間たちにむけたライブだったりイベントだったりと、妙に選民感が強い物ばかりで、あぁこれはもう一生オザケンを生で拝むことはないんだろうなぁと思っていました。
そんなオザケンが、なんと全国ツアーをやると。これはなんとしてでも行くしかない。ライブが決まってあんなにテンションがあがったアーティストも久しぶりでした。
いっちょまえにボーダーを着て挑んだ6月5日。おそらく最年少世代としてzepp nambaに赴きました。思ったよりボーダー人口少なかったけれど、どこか納得感のある雰囲気のいい大人達がわらわらと集っておりました。そんなライブの感想を書きます。
そう、これが一番悔しくて、オザケンファンを名乗るのに躊躇してしまうことなのですが、私はオザケンをリアルタイムでは知らないのです。オザケンの曲を聞きながら「小沢くんも年とったね〜」って言うこともできないし、昨今のJ-POPの文脈における小沢健二を論じることもできないのです。オザケンを小沢くんと呼べるかどうかの壁。
それでもオザケンライブ最高に最高だったので感想を書きます。
17時開場、やや押してライブは始まります。もう、このオープニングが、めっちゃめっちゃかっこよかった!!!!!小沢健二、並大抵じゃありません。
10、9、8、7…とカウントダウンをし、ついに始まった、1曲目、「昨日と今日」。ステージは暗転したまま。「あぁーあぁー」というフレーズでのみステージはピンクに照らされますが、すぐさま暗転。待ちに待った一曲目、姿を見せずに歌うだなんて、しびれる。これはしびれる。
そこからは新旧合わせて全17曲とアンコール1曲。このツアーで初披露の新曲が7曲です。なんだかずいぶん不思議な感じでした。だってブギーバックも愛し愛されて生きるのさもやらないんだよ。なんじゃこりゃって思ったのは事実です。
それでも音楽の波のようなうねりのようなものに体を預けるのはとても心地がよく楽しかったです。派手に煽ったり声を出すことを強要しないのに、会場がいっきにもりあがる瞬間があるのが、とても音楽の力だなぁと思いました。
旧曲もかなりアレンジが効いていて、イントロでなんの曲かわからないものも多々ありました。それでも聞き覚えのあるギターリフが弾かれた瞬間、鳥肌が立ち、泣きそうになるのは、積年の思いと言えるでしょう?もちろん周りの皆様に比べたら吹いて飛びそうな積年ですけれど、それでも胸にくるものはあるのでした。ずっとCDで聞いて体で覚えたものたちがついに生音となって迫ってくるのは、やはり感慨深いものです。
個人的には「ドアをノックするのは誰だ?」で踊れたのが楽しかったな。
いい年したおじさんが「魔法」を連発し、わけのわからん名前のグッズを売り、朗読までしちゃう(今回はなかったけど)って、傍目から見たら結構イタイと思うんです。ましてやオザケンって歌は上手くないし、時の人感がすごいし、言ってみたら「ダサイ」わけです。渋谷系王子(笑)が50歳手前になって信者たちをひきつれてライブしてるらしいよって言われてもおかしくない。
それでも、音楽をするオザケンは圧倒的だったし、平易な言葉であらわされる歌詞の表現力は唯一無二の迫力がありました。
朝井リョウの言葉を借りれば、「信じてる神がちがう」んだと思い知らされました。*1だから、イタイとかダサイとかそういう言葉で語るのはナンセンスなんだと。もうそういうことじゃないんだと。
新曲は既存曲より抽象度があがり、同時にファンタジー度もあがり、やけにフクロウが出てきたりするんですが、それでもこの人が言いたいことは一貫してブレていない。それがなにかと聞かれると、生の本質だとか愛だとか薄っぺらい言葉になってしまいますが、要はそういうことなのではないでしょうか。最後に歌わされる曲、「その時、愛」ですからね。恥ずかしげもなく「愛」とか言っちゃってますからね。でもって具体的になんなのかよくわからないんだけど、それでもやっぱり「その時、愛」なんだよーってこれ以上は私の語彙力表現力不足により何も言えませんが。聞いてもなんのこっちゃ、だけど、一回踏み込んで考えると、ぐるぐると思考が回転する感じが、小沢健二の表現力だなぁと思います。
アンコールはライブの最初の方にやった新曲「シナモン(都市と家庭)」と「フクロウの声が聞こえる」を再度演奏。そして今日やった新曲の録音を流しておさらいです。1回目聴いたときはギョッとしたものも、2時間のライブの中で聞くとすんなり入ってくるようになっていました。耳が慣れてきたのもあるし、リズムや波に素直になれたのもあると思います。
そして、5からのカウントダウン後、オザケンが「日常へ帰ろう」と言い、照明が消えておしまい。今までみたライブの中で一番スマートな終わり方でした。
例えば、アンコールで一発ブギーバックをやったりなんかしたら、それこそ会場のボルテージは急上昇しまくったでしょう。たった一言「ダンスフロアに」ってフレーズが聞こえるだけで、号泣するファンも多数いたはず。
それでもそうはせず、新曲をもう一度演奏し、最後に「日常へ帰ろう」だなんて、憎すぎる。あぁやっぱり、この人すごいんだわ、こんな終わり方を選択できるなんて、やっぱり天才なんだわと、その才能にひれ伏すには十分な演出でした。安く客に媚びたりしないんだ、そういう文脈で生きてないんだ。
ライブの終わりは19時で、外はまだまだ明るく、さっきまでの2時間はなんだったんだっていうくらい、街が普通に動いていました。しばらくはなんだかぼーっとして口をパクパクしながら帰りました。反芻すればするほど意味がわかるようなわからないような、ただただ最高だったなという気持ちがじわじわと染み出してくる感じ。行きに読んだエッセイに「いい小説には問いがある」という文章がありましたが、いいライブにも問いがあるのかもしれません。
あれはなんだったんだろう、ってぼーっと考えることも幸せです。小沢健二の音楽に触れられる空間は控えめに言ってやっぱりとても最高でした。
妙にポエジーな感想のあとに。さぁ聞け!これがドアノックだ!!
2016年 目標
- 友達をつくる
- 過去の栄光にすがらない
- 髪を伸ばす
- めんどくさがらない
- 人間的感覚を取り戻す
- キモくないピースを手に入れる